読者の「レベル」感、意識できていますか?

ライティング, 出版, 情報発信

「メディアのターゲットが誰なのか」、これは文章を書いていく上で常に念頭においておかなければいけないポイントです。
文章は誰かに読まれるためにあるのですから、誰が・いつ・どういうつもりで読むかを想像して書かなくてはいけません。

特にコンテンツマーケティングにおいては、その企業の商品の潜在的な顧客にリーチするためにメディアを制作しているわけですから、そこに対してベストな内容であることは当然のことです。

しかしながら、時に制作現場の都合が優先となり、読者にとってベストではないものが前に出てしまうことも起こりえます。

最初にターゲットを明確に意識していたはずなのに、気がつくと誰向けなのかわからなくなっていた、ということも十分可能性がありますから、常に厳しい目で「狙いたいターゲットに対してベストか」を問い続けなければなりません。

または、アクセス解析をしてみてあまりに想定の読者と違う層が来ているのなら、メディア設計そのものを見直してそちらの層を狙いにいくこともあります。

さて、ターゲット設計はおもに属性を決めて行ないます。
・性別
・年齢、年代
・居住地
・収入
・独身か既婚、子持ちか
・顕在顧客か潜在顧客か
・顕在ニーズか潜在ニーズか
といった項目を主に設定し、それぞれに応じた発信を行なうものです。そのなかでもう一歩進むならば、読者の「レベル感」を意識してほしいと思います。

レベル感を言い換えると…?

レベル感とは簡単にいえば、
「同じ属性でも、もともと知識がどれくらいあって、どれくらいの気持ちで読んでいるか」で、平たく言うと「細かく難しくより気合を入れる」のがレベル感を上げるということで、「広く浅く簡単に、より気楽に読んでもらえるようにする」のがレベル感を下げるということです。

このレベル感を高くするか低くするかはメディア設計の大きなポイントです。
・レベル感を上げれば、コンテンツの質が高まりますが、当面は読者を減らすことになります。
・レベル感を下げれば、コンテンツの質が下がって唯一性がなくなりますが、当面は新しく見てもらえる読者を増やす
可能性があります。

しかし、次第にコンテンツのレベルが知られるようになってくると、これが逆転し、
・レベル感を上げたものは、そのレベル以上の読者だけが残るようになり、コンバージョンしやすくなり、
・レベル感を下げたものは、凡庸になるため、一度は見てもらえるが二度目に続かない、
ということになります。

これはサイトの立ち上げからの時期によって変えていくべきです。

最初はレベル感を下げてスタート、も大事な戦略

同じサイトであっても、当初はできるだけ多くの方にサイトの存在自体を知ってもらうためにあえてレベル感を下げ、半年後くらいに認知されるようになってきてから徐々にレベル感を上げていく、というのが基本的な戦略です。

しかしながら、アクセス解析をしたらレベル感を下げたままでも意外にも読者の質が高く、このままにしたほうがコンバージョンしそう、ということもあるでしょう。

アクセス解析や予算、情報元や取材元の確保状況などいろいろな要素によってサイトの方針は変わっていきますが、レベル感を時期ごとに変化させていくことを忘れないようにしたいものです。

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