失敗を買え! ウェブメディア設計を外部のプロに相談するべき理由

オウンドメディア, コンテンツマーケティング

メディア制作を外部のプロに相談するべき理由

ウェブメディア制作にあたっては「とりあえず作らなきゃいけないけど、作り方がわからない」という人がたくさんいます。

たとえば上司から言われたとか、他社もやってるからやんなきゃとか、SNSとブログの使い分けが分からない、こういったレベルではないでしょうか。

ウェブメディアの最初につきあたる、サイト設計の壁

サイトを実際に作ろうと思ったら、何を作るかとか、どう作るかといった内容面のほうが大事です。

エンジニアとかデザイナーにサイトのデザインを設計するのはもちろん大事なのですが、デザイン面は後回しでかまいません。
WordPressを使えばデザインなどは1万円程度で良いものができます。
それよりも、何を作るかが先にきます。

内容作りというのは編集の話ですから、いわゆるウェブサイト制作とちょっと違って、より設計というのが大事になってきます。
・どういうテーマを扱うか
・誰に伝えるか
・文字数とか記事数
・内容の難しさレベル
これらは最初に企画設定しなければいけません。

ウェブメディアは、大体作りはじめて形が見えてくるのに半年から1年程度かかります。
一年後にどういう形になってるか見えるようにしないと、みんな動けないし、社内の協力が得られません。

自分の分からない所、ウェブのやり方は、早めに詳しい人に聞かなければいけません。
そのために外部のプロに最初から相談するというのが有効だと思います。

本から学べること、学べないこと

作り方を知るだけならば、本など読めばいいでしょう。
ウェブメディア制作の本やサイトはたくさんありますから、単にそれらを読んで真似すればいいというわけです。

しかしここには注意点があって、ウェブメディアというのは失敗したものはすぐなくなる・きえるから、うまくいったものしか世に残っていません。

すると成功だけ見ると、自分がやってみた時に、これが果たしてその通り行くのか、うまくいってる人と近づけたかどうかがわかりません。

スポーツ選手をテレビで見るだけでスポーツがうまくならないように、表面上一緒でも、それを作っている体制や、どのようにエネルギーをかけているか。どういう社内の体制を作ってるか。
それらは外部からは見えませんから、真似しようとしても真似できないで結局失敗してしまいます。

さらに一見うまくいってるところも、ちょっとしたきっかけで突如サイト終了となることも珍しくありません。

これらから言えることは、ウェブメディアを作るときは失敗を知るということが大事だということ。
「こういうウェブメディアをなんとなくやりたいけれども、もしやった時にどんな失敗があって、どこで落とし穴があってつまずいてしまうんだろう」。
これが100個あるとしたら、100個全部潰しとかないと、まず近づけません。

ウェブメディアは、「がんばったけど中途半端で終わってしまう」とか、「自分で自分なりに考えてみたけども、結局自分が考えていたことがあっていたかどうか分からない」といったものです。
ようやく答えが分かってから、もう一度やろうとしても、その時には後の祭り。
会社から許してもらえず、チャンスがないためもう1回やらせてもらえないとかもあります。

これはひとえに、ウェブメディアのフィードバックループの長さが原因です。
企画から結果までを考えると、検証までに1年以上かかります。
会社の事業としては、失敗してから作り直すのが難しいのです。

長いことやってみてようやくヒントがつかみかけるかどうかという性質のもので、成果はでなかったし、次もう一年やってもうまくいかとどうかはわからない。
仕事としては悲しい面があります。

僕自身も、これまで10個ほどのサイトを立ち上げ、企画を考えてきました。
うまくいかないのも見てきたし、悲しい思いもたくさんしてきました。
そこで感じたのが、失敗を修正すること自体にかなり時間がかかるということ。

失敗が分かるまで時間がかかることというのは、ビジネスとしてはかなり難しいです。
メーカーだったら、ちょっと商品が悪かったら作り直して、3ヶ月とかでもう1回修正して出せます。
いっぽう、これがウェブメディアだと、ちょっとした失敗に気づかないだけで、ずっとうまくいかないということが起こってきます。

ウェブメディアは、うまくいっている例が少ないもの。
つまり成功例ではなく、失敗例を知ることが先決です。

ウェブメディアは、ルールブックが頻繁に変わるスポーツ

さらに厄介なのがウェブメディアを運営するにあたって必要なルールが変わるというわけです。
ウェブメディア運営をひとつの競技と捉えた場合、インターネット上の検索の方式がルールということになりますが、そのルール数年おきに変わるわけです。

グーグルの基準変更によって、どういうサイトが良い評価を得るかも変わるし、視聴者の見方も変わります。
スマホも進化するし、SNSも進化しますから、変化は当然のことです。

すると数年おき・一年おきにルールが変わっているゲームで、しかもプロプレイヤーがあんまりわからない状況で戦えますか?ということです。これは難しいですよね。
例えるならば、すごいマイナーなスポーツで、しかもルールブックも売ってないような状態です。
わずかにプロスポーツ選手が活躍してるんですけど、具体的になぜ活躍できているのかがわからないみたい、といった世界です。
ルールを知ってる人に聞かなければ、そもそも戦えないわけです。
その分野に詳しい人から、最新のルールと、うまくいく方程式・レシピを買わなくてはいけません。
さらに、成功例だけじゃわからない失敗例もあわせて買わないといけません。

この、「失敗がお金で買える」というのは大事です。

プロのウェブディレクターと名乗る人たちは、これはGoogle の最新と言われているルールとか、うまくいってるサイトがどのようにして制作体制を作ってるのかを知っています。
最新のルールはもちろんのこと、うまくいかなかったサイトが何でうまくいかなかったのか何となく知っているわけです。

ウェブメディアの失敗で失うものは、サーバー代ではなく時間です。
「それは失敗しますよ」と言ってくれる生身の人間は、価値があります。
失敗しないよう、過去の経験を最初の時点で得ると、スタートが全然違います。時間を失敗に変えるのか、成功に変えるのか。それはウェブメディア設立の時点で判断するべきことです。予算があるなら、買えるものは買っておきましょう。

そういう意味で考えると、もし専用の社内の人を一人雇って、月30万〜40万円を払うよりも、外部の人をピンポイントで、例えば週1日、月8万円や10万円程度で雇ったほうがよいわけです。はるかに費用対効率が良いといえます。

外部業者に頼りきりはNG

ただし、外部に頼りすぎるのもNGです。

いくらプロに頼れるからといって、ウェブメディアをやるのは結局のところ自分たちです。
最初にアドバイスを聞いたらあとは全部できるわけでもなく、その都度問題を判断するために、知恵を社員自らがつけなければいけません。
ひとつひとつの制作の現場で、「この作業はあっているのか」、「これは何のためやってるんだろう」と迷うわけです。

普通の事業プロジェクトであれば、ある程度決まった期間があって、最後の山場があって終わりですが、ウェブメディアはそうではなりません。
リリース前も後もずっと小さな「山場」であるわけで、小さな山を毎週毎日乗り越えなきゃいけません。
常に判断力が試されるわけです。
その山を乗り越えていくためにも、プロのウェブディレクターから「失敗しない方法」を自社の中に落とし込むことが大事です。

これは成功に近づくのが失敗してしまうのか、判断する内容は、判断する基準は自分たちの中に入れないと長続きしません。

この、外部に頼りすぎないということは大事な視点です。

サイトをやるとき、「全部外注すればいいんじゃないか」と考える経営者もいますが、丸投げだとよくありません。
「なぜ、毎日この作業をやっているのか」を社員側が判断できないと、主体性が生まれないためです
その主体性のなさはメディアの文章などにあわられて、読者に見透かされてしまいます。

そのため外部業者に丸投げもよくないし、もちろん自分達だけでやるのは失敗してしまう可能性が99%あるわけです。
外部の人間を招きつつ、自分たちで主体的にやることが大切です。

外部の人間を会社に招くことで、常に失敗していないのかどうかを厳しい目で見られながら緊張感を保てます。
メディア運営においては、こうした緊張感を保ちながらやっていくことも大事です。

自社だけだと、ウェブサイトを運営して1、2年かかるなかでどうしてもなかだるみします。
受験勉強と一緒で、独学だけど勉強があるからたまに予備校行って、先生にちょっと厳しい喝をいれてもらう方が結果的にうまくいくわけですよ。

人間はだらしないものですから、そこに対して厳しい目を持って、しかも経験豊富なプロを招いて緊張感を保ちながらサイト制作を続けていきましょう。

まとめ

以上、サイト制作で陥りがちな失敗を回避するために、外部の詳しい人からアドバイスをもらう重要性を書いてきました。
プロのウェブディレクターは、貴重です。もし道を踏み外しそうになったら指摘してくれるし、ルールが変わったらそのルールブックをまた新しく書き直してきてくれます。

緊張感を保ちながら、ミスなくウェブメディアを続けていくために、外部のプロに上手に相談しましょう。

ウェブメディアに関するご相談は、いつでも受け付けております。
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