SEO=面倒くさい? 企業がウェブメディアを設立するとき最初に考えるSEOのこと

オウンドメディア, コンテンツマーケティング, ライティング

ウェブメディアにおけるSEOとは

SEOの基本的な考え方とは

ウェブメディアにおける SEO とは検索エンジン最適化(サーチエンジンオルガニゼーション)ということを指します。

皆さんが何かを見る場合、自分で検索窓に単語をひとつかふたつ入れて検索することが多いと思います。例えば「東京、天気」とか「パンケーキ、美味しい」とか「下北沢、カフェ」というように、いくつかのワードを組み合わせて検索することが多いでしょう。

これらの検索ワードは Google側ですべて検索された用語集として記録がなされています。
そのため「よく検索される言葉と言葉の組み合わせ」がアクセス数のデータとして取り出せるようになっています。

これらのアクセスデータは Google が検索エンジンの成果として、アクセス解析のソフトを通じて取り出せるように設計されています。それらの検索データを活用することで、どんな言葉が検索されているのか、どんな言葉の組み合わせを用意すれば、検索された時に自分の記事がヒットするのかを知ることができます。
これがSEOの基本的な考え方です。

例えば自社の製品について、製品の商品名そのもので検索する人はあまりいないかもしれません。例えばあなたが野菜の宅配サービスを行なっているとしても、世の中にはたくさん野菜の宅配サービスがありますし、そもそも野菜が宅配で届くというサービスがあること自体を知らない人もたくさんいるでしょう。

また実はそうしたサービスを求めているけれども、知らなかったという人もいるでしょう。もし新しい顧客に野菜の宅配サービスや自社のサービス名を知ってほしいとき、「野菜、宅配」で検索される結果の上位にくることはもちろん大事ですが、それ以外にも関連の用語を設置しておくことで、野菜宅配にもつながり、さらにそれが自社のアクセスやサービスを知ってもらうことに繋がるという、二段構えのゴール設計にすることができます。

「野菜、宅配」で調べそうな人が、他にどんな単語で検索するかを考えておく必要があります。
例えば「無農薬、野菜」など、普段街中のスーパーで買えないようなものを求めている人がどんな言葉で検索するかを知っておかなければ、アクセス数はなかなか伸びていかないでしょう。

SEOは執筆時の工夫で対策できる

検索された時に自分たちがお客さんにするような人は、どんなものを求めて検索するのだろうということを常に考えておかなければいけませんし、実際にその検索されたデータを見ることで、 予想と実際がどれくらい違うかを知ることができます。

データを取り出した結果、特定の地域名+「野菜、購入」で調べている人が多いかもしれませんし、逆に宅配でいいものを求めるけれども、値段の安さも気にしている人が多ければ、「格安、野菜」で調べている人が多いかもしれません。
様々な調べ方がある中で、どんな検索ワードの組み合わせが多数派なのかを正しく把握しておくことが必要です。

それらを把握した上で自社のサービス購入につなげるには、検索ボリュームの多いキーワードを自社のサイトの中に並べて、たくさんのユーザーが持っている悩みを解決してあげる、悩みの解決の成果として自社のサービスを知ってもらい、購買につなげるということが企業に必要なSEO対策だと言えます。

以上のルールに従えば、記事を書いてからアクセスが集まるのではなく、記事を書く前にどれくらいのアクセスがある分野なのかを知ってから書くことが必要になります。「SEOは執筆時の工夫で対策できる」ということです。

執筆前にどれくらいの検索ボリュームがあるのかをGoogleのデータから取り出して知っておくことで、無駄のないライティングが可能になります。

ウェブメディアは作ることではなく読んでもらうことが第一

ウェブメディアは読んでもらうことが第一

上記では SEO の基本的な考え方についてお話ししましたが、そうは言ってもやってしまいがちなミスがあります。それは、検索ボリュームを調べることなく、自分の直感だけで書いてしまうということです。

ウェブメディアは読んでもらうことが第一で、仮にあなたが書いた記事がうまくかけていたとしても、検索ワードに乗っからなければほぼ読んでもらえることありません (Twitter から紹介する場合は別ですが)。

自社の事を全く知らない人に読んでもらう場合は、キーワードの組み合わせで辿り着いてもらうことが必要ですし、そのためにはキーワードの検索がそもそも存在する場所で書かなければいけません。読んでもらうことが第一だということを、書いてる途中はどうしても忘れがちです。

「書けること」ではなく「書くべきこと」を用意する

大抵の人は検索ボリュームを調べることなく、まず頭にあるものを書いてしまいます。ところがアクセスがゼロのものはいくら書いてもゼロですから、何も存在していないのと同じです。いわば無駄な作業をやってしまうということです。これは趣味ではありませんから、企業の行動としては NGです。

大事なのは書けるから書くのではなく、アクセスがあるから書くわけです。つまり書けることではなく、書くべきことを用意しなければいけません

そのためにはアクセスボリュームやキーワード検索に詳しい人にある程度学んだ上で 、キーワード検索の実際のデータを取り出して、何を書くか決めていくことが必要になります。

SEO対策ライティングの基本的な順序

自分たちが扱うテーマを一覧にする

どんな業界の会社であってもすでにウェブサイトやオウンドメディアが多数存在していて、自社が書いたところでどれくらい対抗できるのかが分からないということもあると思います。
一方で調べてみると意外にライバルが少なく、また参入できる余地がありそうだということがわかれば、エネルギーをかけていく決断ができます。

まずは自分たちが何のキーワードで勝負しようとしているのかをまとめてみることが必要です。自分たちが扱うテーマを一覧にしてみるということですね。

例えば宅配野菜であれば、宅配野菜からマインドマップ的に様々なキーワードの派生を、思いつくまま書き出してみます。
具体的な野菜名や場所×野菜だったり、無農薬や有機農法など制作側の用語、という感じです。
また一般のスーパーで売られてないような珍しい食材で作る外国の料理の名前など、思いつくままにキーワードを書いてそれを種類ごとに分類してみます。
野菜名であれば野菜名だけ、土地名であれば土地名だけ、農法であれば農法だけでまとめてみます。

Googleキーワード検索で、まとまりと分類を知る

続いてGoogleのキーワード検索で、それぞれの用語のキーワードボリュームを調べてみます。キーワードボリュームの検索方法については、他の記事を参考にしてほしいのですが、キーワード検索を知ることでその単語にどれくらいのアクセス数があるのか、またどんな組み合わせで検索されているのかを知ることができます。

キーワード検索をすると、大抵は自分の直感と異なる場合が多いです。

また同時に表示される用語を見てみると、Google的にはどのキーワードとどのキーワードが同じグループとして扱われているのかを知ることができます。これは業者の分類とは違ったまとまりで出てくることが多いです。

キーワードボリュームが分かったら、それらを全てエクセルに直して並べ替えてみます。自分が思いつくままに書き出してみたキーワードと、実際の人気キーワードがどれくらい違うのかを比べてみることで、正しく把握することができます。あとはキーワードボリュームの多いものから、執筆順序を考えていくだけです。

こうしたキーワード検索はインターネットで調べればいくらでも出てきますが、単純にエネルギーを必要とする大変なものです。そのため自分で調べるものが大変な場合は、SEO業者に専門家を探して相談するということが必要になります。

これらキーワードボリュームを調べて何をどれくらいの分量で、どの順序で書いていくかを決めていく。これが今時のSEO業者の一つの大きな役割になります。
専門家は効率のいいキーワードボリュームの調べ方や、競合分析の方法を知っていますから、自分でやるよりもはるかに短い時間で済ませることができます。そのためすぐにでもウェブメディア制作に取り掛かりたい場合は、まずそのキーワードや組み合わせを取り寄せるという意味で業者に相談してみるのもいいでしょう。

ただしSEO業者はこちらに知識がないとわかると、ある程度大きなお金を要求してくることもありますから、予算に応じて探してみることも必要です。キーワードボリュームを検索するだけであれば数万円で済むこともありますし、月額契約で月10万円以下ということもあるでしょう。
初月だけとか3ヶ月だけというケースも必要です。実際は立ち上げ時が最も大切なので、立ち上げ時だけ集中的に依頼することも必要です。

例えば弊社では、業務委託形式で週一回数時間キーワードボリュームで調べたレポートを元にキーワード検索を行ない、それをレポートにして提出するという方式でサポートさせて頂いています。

実際にはエクセルデータのやり取りになるので、リモートワークだけでも十分です。頂いた検索結果をもとにどの記事を先に書いていくか決めて執筆していくということが必要になります。

またこうしたキーワードボリュームがはっきりしていると、外部ライターに依頼するときも優先順位が決まるので、何を依頼するか、何を自社でやるかを決めることができます。
特に「キーワードボリュームが多いけれども、自社ではなかなか書けない」という記事がある場合は業者に頼むと楽です。

逆に、「キーワードボリュームは少ないけれども自社ですぐ書ける」という場合は自社ですぐに書くことができます。
このように同じ文字数でも誰にどれを依頼するかを決める場合に、キーワードボリューム表があると非常に楽です。優先順位を決めることができ、また書きやすさと予想される成果がそれぞれ違うのを把握できるというわけですね。

「キーワードボリュームが多くて、書きやすい」ものというのはなかなかないですから、実際にはキーワードボリュームが多いけども書くのが大変なものか、もしくはキーワードボリュームが少ないけれども書くのが大変なもののどちらかになると思います。

執筆することがきまったら、それぞれを分担して誰が書いていくかを決めるのは大事なことだと思います。

外部業者は文字数などで値段が決まるので、文字数は一緒だけれども難易度の高いものを依頼するのが得策だと言えるでしょう。
また外部業者は確実に記事を納品してくれるとすると、アクセス数の多いもの依頼しておけば、先にアクセスの多いものを作ることができますから、制作上も有利ですね(自社だとどうしても遅れてしまうので・・・)。このため、アクセスアップ上、必ず用意したいマスト記事は、出来る限り外部業者に依頼して確実に納品してもらいましょう。

SEO業者はこうした上手い記事制作の順序の作り方や、予算配分の仕方なども知っていますから、それらを学んでみるのも大事だと思います。WEBメディア設立にはSEO経験者に相談することで、こうした時間と経験を買うことができます。自分たちだけで無理をせず知恵を買うという気持ちで依頼してみるのもいいでしょう。

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