出版社への原稿持ち込み・応募を考えている社長がやるべきこと

企業出版, 編集者

多くの方がなんとなくイメージをもっている、出版社への「持ち込み」についてお話しします。

商業出版の場合は出版社が、自費出版の場合は自分で費用を負担するというのは他の記事でご紹介しましたが、やはり出版社が費用を負担してくれるほうが、費用もかからず印税がもらえるため、できればその選択肢を選びたいですよね。
その商業出版実現のための方法として、持ち込みというものがあります。

持ち込みとは、自分の企画やコンテンツを出版社に持って行き、担当の方にこの内容なら出版社で費用を負担してでも出したいと思ってもらう事です。

フィクション作品は完成物を判断される

本の種類には大きく分けて二つ、フィクションとノンフィクションがあります。まずフィクションの場合は原稿を見せて、良ければすぐに出ますしダメならそこで終わり、まさに即決という感じです。

一方でノンフィクションの場合は少し難しくなってきます。基本的には編集者が間に入っていないコンテンツはしっかりとした物になっていない場合がほとんどなので、99パーセントは断られると思ってください。

ただコンテンツ自体が良いものであれば、編集者を入れて企画や構成などを丸ごと直して出すという場合もあります。そんな時に注意したいのは、担当の編集者についてです。

同じ出版社の方だとしても編集者によって面白いと思う内容も違いますし、年齢や肩書き、今まで作ってきた本の内容もみんなバラバラです。つまり、本作りも編集者によって全く違う物ができあがってきます。本の正解は一つではないという事ですね。

そのため持ち込みをする場合は、自分が出したい本をしっかりイメージしてから行くべきです。本をイメージして、それにあった出版社と編集者を選ぶという事が重要になります。

持ち込みは時間がかかる

もう一つ、持ち込みの場合も基本的には編集者と何回もやり取りをしなければなりません。

実際に持ち込むまでには、出版社に電話をしたり、直接訪れてみたり、異業種交流会などで編集者とコンタクトを取るという所から始まると思います。

それから1回目は企画を見てもらって相談をして、2回目に書類を作るための打ち合わせ、3回目にはその書類を修正するための打ち合わせがあり、その後に初めて編集者が社内の会議に持っていきます。

それでも大体はダメになる事が多いですが、その後にどう直すかという4回目の打ち合わせが入る事もあります。それをまた会議に出すなどして、最終的に5~6回の打ち合わせを経てやっとジャッジされる基準に達します。ここまでしても出せるかどうかは半々くらいですね。

社長さんなどは忙しいと思いますが、これだけ打ち合わせに時間を割いてもダメだったというパターンはたくさんあります。そのため、費用や心持ちの面で情熱を持って続けられるかという部分が重要になってくるわけです。

しかも出版社の企画会議は大体週に一回程度なので、思っているよりも状況の進み具合は遅く、話がまとまるまでには1ヶ月くらいかかります。答えが出るまで気長に待つのも大事ですね。

ここでも一つ注意したい事は、今すぐに本を出したいという考えでは必ずと言っていい程失敗します。

そもそも本を作るのには6~8か月はかかりますし、社長さんなどであればなおさら暇はないはずです。今すぐ出したいというのであれば、ブログなどで発信した方が良いです。

自分が語るにふさわしいジャンルか?

あとはそもそも自分が語るべき内容なのかという部分もしっかり考えるべきですね。

もちろん専門家なら問題ありませんが、世の中の事、自分の専門外の事について知識があったとしても、それを本にして語るのに自分がふさわしいのかどうかという点です。
わかりやすく言えば、どんな分野であっても、学生が語るとなるとちょっと難しいですよね。

本当に詳しかったとしてもやはり肩書きは見られてしまうので、そんな本はなかなか買ってもらえないでしょう。

自分がその本の内容について語るのにふさわしいプロフィールであるかという所は、本を作る上で大事なポイントになってきますので持ち込みをする前に考えておきたいですね。

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