社長が自叙伝を書くために準備すること

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自叙伝を書く前に考えること、また大切なことをお伝えします。

自分のストーリーを書きたくなったら

「自分のこれまでの経験をまとめたい」
「俺の人生の一大記録を残したい」
「若いときに感じたことを忘れないように残しておきたい」
本を書きたいと思う人の多くが、こうした「セルフヒストリー」を書きたいと考えています。

個人で出版をするときにもっとも書きやすいのが、これまでの出来事や経験をまとめる「自叙伝」ではないかと思います。
出来事はいくらでも詳しく細かくできますし、逆に短くしたければ大きく省くこともできます。憶えている限り書いていけばよいため、何を書いたらいいかわからないということにもなりにくいでしょう。

何を伝えたいのかをはっきりさせた上で出来事を選ぶ

最初にやることは、「どの出来事を扱うか」の選別です。

いきなりパソコンを開いて書き始めるのではなく、最初に自分のこれまでの半生を書き出した年表を制作しましょう。

取り扱う出来事の重要度を揃えないと、内容にムラができてしまい、ちぐはぐな内容になります。
1年ごとに1つのテーマ、でもいいですし、学校や仕事が変わるごとに1テーマ、でもいいかもしれません。基準を揃えましょう。

選ぶ際には、この自叙伝を通じてどんな印象をもってもらいたいのかをもとに、出来事を選んでいきます。

「誠実でまじめな青年が夢にひたむきに努力して事業で成功する話」
なのか、
「波瀾万丈な人生だけど助けてくれた人に感謝を伝える話」
なのか。はたまた、
「とにかく自分のやってきた功績を他人に伝えて尊敬を得たい」
のか。

どんなテーマにするにせよ、本のテーマに合わないものは思い切ってカットする勇気が必要です。

他人が関わることを忘れない

自叙伝の中に、他の人の実名を出していいかどうかは慎重になるべきです。

自叙伝は、ブログのようにその日の日記形式で書いていくものとは異なり、人生にどんな人物がどう影響したかを書いていくわけですから、他人の存在が大きく関わります。

しかし、今までの人生で関わったすべての人の情報を、詳細に誤解ないように伝えることは、どれだけ文章量をかけても不可能です。するとどうしても「著者が見たその人の人物像」となります。

しかし、いざ本となったあとにその人が読んだら「なんでこんな描かれ方をしているのだ! 不本意だ!」となる可能性があります。

トラブルにならないよう、近しい人物を本に登場させる場合にはできるだけ事前に原稿を読ませて許可を得ましょう。

校正者を入れよう

大事なのは校正者の存在です。
「自分のことだから、校正者なんて不要だ」という考えは捨てるべきです。
むしろ自分のことだからこそ、何もしらない状態の校正者が見て文章が成り立つかどうか、おかしな箇所がないかどうかを指摘してもらうべきです。

電子書籍などで自分の経験を書き出してそのまま販売されているようなものがありますが、校正者を入れていないものは明らかに品質が劣ります。

自分で書いていると、気づかないうちに内輪の話に終始していたり、これまでに登場していない人物が関わってきたりすることもありえます。

また、文中で関わっている他人の名前や情報を隠したりしているとどうしても伝わらない箇所が出てくるかもしれません。それも自分ではわからないため、校正者に指摘してもらう必要があります。

あえて写真を入れずに想像してもらう

写真がない場合があります。
学生時代や海外旅行、新卒時代や起業など、書きたいトピックはあるものの写真を撮っていなかったということです。

この場合、無理に写真を掲載する必要はないのではないかと思います。なぜなら、昔の携帯電話や画素の低いデジカメで撮ったクオリティの低い写真を載せると、逆効果だからです。

人間には想像の幅があり、文章だけであればある程度想像してもらえます。
学生時代、僕は一心に部活に打ち込んでいた。体を鍛え、毎日ひたむきに努力していた」という一文があれば、読み手は努力している著者の姿を想像してくれますよね。ところがここに古ぼけたいまいちな角度・表情の写真を載せてしまうと、その想像していた姿を奪ってしまいます。思ったより筋肉がなくてひょろひょろしていたり、表情が不真面目だったりすると、読者の感動も半減ですよね。

自叙伝は正確な記録というよりは読み手に著者の人生をより素敵に感じてもらうものですから、良い印象をもってもらえるチャンスを捨てるべきではありません。

あえて写真は載せず想像してもらうほうがよいこともある、と覚えておきましょう。

以上、自叙伝を書いていくために気をつけるべきポイントをいくつか紹介しました。
一人で書いているとどうしても限界があるため、もし行き詰まるようならプロに相談しましょう。

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