社長がメディアやライターに取材してもらうために

SNS, 情報発信

無料で取材してもらうことが最良の広告になる

私自身もウェブメディア制作の仕事経験があるのですが、人材会社やマーケティング会社の持つメディアなどでは、社長インタビューのオファーが定期的におこなわれます。
インタビューする側(ライター)もいつも「誰か良い取材相手はいないものか」と探しているのですから、ライターの目に留まるように社長側からも準備をしておきたいですよね。

社長や製品がメディアに頻繁に取材されるようになれば、広告を打たなくても一般に認知されることができ、非常に効率的です。

自分でブログを書かなくても何千文字ものインタビューをプロが書いてくれるわけですから、できれば定期的に取材を受けるような社長でありたいもの。

そこで今回は普段取材オファーをしている立場から、取材される社長になるために最低限準備しておきたい内容についてまとめておきます。

パブリシティとは

パブリシティとは、広告以外でメディアに掲載されることをいいます。ほぼ「取材記事」や「紹介記事」のことを指すと考えてください。

自分でお金を出して広告を掲載したわけではなく、いわば他人から価値を認められてメディアに掲載されることになりますから、単なる広告よりもより説得力があります。

特にライターに取材されて顔写真とインタビューが載っている取材記事のかたちであれば、印象も強いでしょう。ウェブサイトと異なり、普段関わりのない人の目にも触れ、問い合わせにつながるかもしれません。

また、取材記事の他に紹介記事というものもあり、こちらは顔写真やオリジナルのインタビューが載るのではなく、誰かの記事や原稿のなかで会社のことや製品のことが紹介されることをいいます。
「こんな会社があるんですよ」「この会社に期待しています」など、有名メディアに載っている著名人の原稿のなかに紹介されれば、かなりの効果が期待できます。

オファーを受けて取材されると格が上がる

取材記事については、小さなメディア(個人でやっているインタビューメディアなど)からはじめて、徐々により大きなメディアに掲載されていくものだと考えてください。
大手新聞やテレビなど、大きなメディアにいきなり掲載されることはまずありません。

取材する側はどのように取材先を決めるのか

候補選びから検討の段階でチェックされること

取材する側は大抵、企画会議というかたちで次回のインタビュー候補を多めに洗い出し、そのなかから条件にあいそうな取材相手を決定していきます。
たとえば「〜〜業界で注目すべき若社長!」というタイトルで取材相手を探しているとして、候補探しの段階ではインターネットでの検索やフェイスブックの知り合いをたどるなどしてリストアップしていきます。

リストアップが終わったら、各候補についてのプロフィールや会社の情報など、企画会議に必要な素材を集めることになります。
ここで、決定権のないライターの場合は、それら素材を持って編集長などの決裁者に判断をあおぐことになります。
「次はこの社長にインタビューをしたいのですが、よろしいでしょうか。資料はこれです」というかたちです。
当然、誰も知らない怪しい社長であればOKはもらいにくいでしょう。

そこで、この企画会議の場でOKがもらえるように、社長側から説得材料を作っておく必要があるのです。

取材を受けてくれそうかは、第一印象で決まる?

企画会議の検討の段階で、その候補者が何度か他のメディアで取材がされていることがわかっていれば、オファーはしやすいといえます。
ただし、一度も取材されていない場合、最初の取材オファーをするときには、ライター側も緊張するものです。
意外にも最初のオファー時には、受けてくれそうかどうか、第一印象で決まるようなところがあります。なんとなく優しそう、なんとなく受けてくれそう、というような予想です。顔写真やウェブサイトのデザイン、文章の感じから受ける印象が最初の取材オファーを決めているのです。

取材されるために必要な準備

ウェブメディアや小規模な雑誌などのインタビューで取材されることを想定して、取材オファーをされるために準備しておきたいものを考えてみましょう。

・明るいプロフィール写真
・これまでのメディア掲載一覧
・社長の考え方がわかるブログ記事

明るいプロフィール写真

最初にこれを持ってきているのはそれくらい重要で、忘れがちだということです。印象の話もしましたが、顔写真はとても大事。室内でスマホ撮影した写真を自社ウェブサイトのプロフィールページに掲載している人がいますが、非常にもったいないといえます。

プロフィール写真は顔がわかればよいというものではなく、イメージをつくる大切なものです。写真が暗いとそれだけで印象が悪く、話も面白くなさそうなイメージがつきます。

社長の考え方がわかるブログ記事

続いては自社ウェブサイトから、ブログ記事などがあればそこへのリンクをわかる位置に貼っておきます。
インタビューする側からしたら、短い時間で面白い話を聞き出さなければいけないため、「どんな話をしそうか、事前にある程度予想できる」ことが必須です。
・創業までに苦労したこと
・普段から経営で大切にしていること
・社員に伝えていること
などがブログでまとまっていると、取材する側もそれを事前に読んでから質問項目を考えられるため、双方にとってメリットがあります。

これまでのメディア掲載一覧

もし小さなウェブメディアなどであっても、メディア掲載された経験があるならばそれを一覧にしておきます。
ウェブサイトの場合はタイトルとともにそのリンクを貼ります。
紙媒体の場合は実物を載せることが難しいでしょうから、媒体のタイトルと号数、発行日などだけ書いておけばかまいません。

自分がどういうキーワードで取材されるかを考えてみる

発展的なステップとして、自分がどういうキーワードで取材されるかを考えてみると取材実現に近づくかもしれません。

もし若い年齢で起業したならば「次世代社長」として取材されるでしょうし、既存事業に新たなテクノロジーを駆使している「次世代ベンチャーの旗手」となるでしょう。女性では珍しい業種の社長であれば「女性起業家」のくくりもあるかもしれません。
また、地方で面白いことをしていれば「地方を盛り上げる」などのキーワードも注目です。

なんとなく自分のキーワードが予想できたら、ブログやSNSなどでそれにあわせた文章を二、三書いておくと、オファーにつながる可能性は高まります。

また、自分だけではなく、知り合いの社長にも注目してください。「おそらくこの社長と大きなくくりでは同類だろうなあ」という社長と一緒にいると、まとめて取材されることもあります。

以上、社長がメディアやライターに取材してもらうために必要なことをまとめてみました。取材はオファーがあって成り立つものですから、そのオファーを受けやすい体勢にしておくことは大切です。

よく取材を受けている社長を知っているならば、その人が普段何をしているか観察してみるのも手です。上手に取材を受け、ステージを上げていきましょう。

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