なぜメディアを立ち上げるのか?を真剣に考える3つの質問

情報発信

メディアを立ち上げたい、ブログを始めたい、ゆくゆくは本を出したいという方はたくさんいらっしゃいます。
表現をしたいという意欲はとても素晴らしいコトだと思いますし、情報を発信することで世の中に一定以上のインパクトを与えることができますから、基本的には情報発信には賛成です。
一人でも多くの情報発信を応援したいと考えています。

しかしながら、中には情報発信の理由がずれていたり、それでは続かないだろうなあというのが明らかな人もいらっしゃいます。

典型的なのが、「有名になってきたからメディアをつくろう」「記事がたまったら本を出そう」という方です。これは最もうまくいきそうでうまくいかないパターンです。
自分で費用を負担して出版社に印刷してもらう自費出版であっても、「なぜ」書くのかをはっきりしていないと形にならないことが多数です。

オウンドメディア立ちあげも同様で、メディアをつくることで何を伝えたいのか、というのが決まらないまま話が進むこともたくさんあります。

途中まで進んでエネルギーを無駄にしないよう、以下の質問を考えてみてからメディア制作をスタートすることが大切です。

(1)そのメディアを立ち上げることで、何がどうなるのか?
(2)それは、そのメディアでなければ実現できないことなのか?
(3)そのメディアは、目的にとってベストなかたちか?
これに加えて
(4)事業にとって、それは最終的に数字としての利益をもたらすか?(営利事業の場合)

順に見ていきましょう。

質問(1)そのメディアを立ち上げることで、何がどうなるのか?

当然ですが、多大な制作費と時間とエネルギーを用いてメディアを制作するため、何に対して影響を与えるのかをはっきりさせなければいけません。
例としては
「これを読んだ人が、当社製品についてのイメージが良くなる」
「まだ当社製品の○○を知らない人が知ってくれるようになる」
といったものです。
単に「企業自体の認知が広がる」では弱いといえます。

質問(2)それは、そのメディアでなければ実現できないことなのか?

認知の手段としては、メディアを作ることは遠回りです。ダイレクトな方法がもっと他にもあります。
広告を打ったほうがいいかもしれませんし、地域限定性があるなら駅前でチラシを配ったほうがよっぽどいいこともあるかもしれません。
つまり、わざわざ遠回りなことをする必要があるか?を自問自答しなければいけません。
また、ウェブメディアではなくて紙媒体にしたほうが有効なケースもあります。

質問(3)そのメディアは、目的にとってベストなかたちか?

こちらも見落としがちですが、「それを伝えるなら、もっと直接的に伝えては?」というツッコミですね。
たとえば特定の企業の素晴らしさを伝えたいとして、そのために従業員がいかにお客様のことを考えているかを伝えるために、日頃のスタッフの小さな行ないを伝える・・・というように書いていくとすると、どうしても細分化しすぎてもともと伝えたいことから距離が離れてしまうことが起こります。もちろん、ファンマーケティングから徐々に心理的距離を近づけていってゴールしてもらうコンテンツマーケティングの考え方からいえば、間違いとはいえないのですが、遠回りしすぎです。
この例の場合は細かくしすぎず、1つ制約を外して「従業員がお客様のことを考えていること」を自由に伝えていき、その中に徐々にメインメッセージである企業の素晴らしさを入れていくような伝え方になります。

質問(4)事業にとって、それは最終的に数字としての利益をもたらすか?(営利事業の場合)

最後に加えたのがこちらです。
こちら、営利企業でも驚くべきことにこれを忘れがちだったりします。よく言うのが「知名度が上がればいい」というものですが、知名度というのは客観的に計測できないため、どうしても印象に頼りがちです。

自社内制作だけであれば、「知名度上がったよね」と言って納得すればいいだけですが、外部スタッフが関わっている場合はそうはいきません。

メディア制作において私のような外部の編集者やライターとともに制作するため、これだと途中で「成果が出ているのかどうか」がわからず議論するための材料もなく、メディアを続けるかどうか判断できないままなんとなく終了、ということになりがちです。

また、経験から言って「知名度が上がればいい」だけでやろうとすると続かなくなります。

企業は営利を出すことが至上命題ですから、遅かれ早かれそのメディアが自社商材の売り上げに貢献したという証拠を出せなければ、企業の論理としては無駄なものとなりますから、メディアが終了することになりかねません。

せっかく1年かけて育ててきたメディアも本社の方針で「効果があるかどうかわからないから」と終了してしまっては目も当てられませんね。

うまくいかなかったメディアは④が抜けていたケースが多々あります。適度にクッションを挟みながら、巡り巡って企業の売り上げに貢献したことを示せるようにロジックを組み立てていきましょう。

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